見た目強面のポリスマンにもキュンとした
あと、近所の派出所にもかわいいおじさん発見。かわいいおじさんと言いましたが、見た目強面のポリスマン。
これまた暖かな午前中、派出所の前を通った際に何気なく中を見ると、2人のポリスおじさんが海鮮丼でお馴染み〈丼丸〉のメニューチラシを広げ悩ましげな顔をしていて。時間的にもその日のランチを考え中とみた。
月のお小遣いがいくらでランチの予算がいくらなのか分からないけど、「今日はいつもの海鮮丼じゃなく冒険しちゃおっかな?」「この元気玉丼ってなんだろ?」とか思っているのかなと想像したらこれまた「キュン(ハートマーク)」。こんなにもおじさんを愛おしく思うのは春だから? それとも私がおばさんだから?
※本稿は、『パジャマあるよと言われても』(マガジンハウス)の一部を再編集したものです。
『パジャマあるよと言われても』(著:大久保佳代子/マガジンハウス)
本書は大久保佳代子さんが『POPEYE』と『Tarzan』で足掛け12年以上にわたって連載してきた120本以上のエッセイをまとめた一冊です。
「ガテン系男子にカヨコを差し入れ」という濃い目の妄想から、「老後を見据えてVIO脱毛」というアラフィフの現実まで、縦横無尽な“カヨコワールド”が展開されています!