(写真提供:Photo AC)
着なくなった服を押しこんだクローゼット、本がぎっしり詰まった本棚、使わないお皿だらけの食器棚……。モノで溢れた家にうんざり、という読者も多いのでは。一方、これまでに7000人以上の受講生へアドバイスをしてきた人気整理収納アドバイザー・阿部静子さんは「こんな時代だからこそ、人生の折り返し地点を過ぎたら片づけたもの勝ち」と断言します。その阿部さんが50代以上に向けて、お手軽片づけ術を伝授! 今回は「やめてラクになった家事」です。

お米とぎ、料理の下ごしらえ、ふきんをやめた

8月、暑い日が続いていますね。こんな季節は家事も休みたいもの。実際、私は普段からいくつかの家事を辞めることで省力化を図っています。

そのおかげで時短になり、気持ちに余裕ができました。正直、もう元に戻れないとさえ感じていたりしますが…。

暑い夏こそ、見直せるものがあるかもしれません。数年前にやめてラクになった家事7つをご紹介します。

1、お米を研ぐのをやめた

東日本大震災をきっかけに、無洗米に切り替えました。はじめは節水目的だったのですが、研がなくてもいいのはラクでそれ以来ずっと無洗米です。私が使っているのは2合ずつ小袋に入っているタイプなので、管理もラクです。

切り替える以前は米びつがしっくりくるのがなくて、何度も買い直していたので、その手間やお金もかからなくて済むようになりました。

無洗米のアップの写真
著者が使っている無洗米(写真:著者)