(写真提供:Photo AC)
メンズスキンケア大学が、2018年に男性ビジネスマンを対象に実施した調査によると、日本人男性のスキンケア実施率は約5割だったそうです。そんななか、小説家の高殿円さんは、アラフィフの夫が息子の影響で突然スキンケアに目覚めたという体験をし、「おじさんの多くはなぜ『肌を気にすることが恥ずかしい』のか?」という疑問を抱きます。今回は、そんな高殿さんの著書『父と息子のスキンケア』から一部を抜粋し、ご紹介します。

印象は「きれい」だった

実のところ天下の資生堂さんがこんな底辺作家の話を聞いてくれるとは思わなかったのでびっくりした。

お話を聞いたのは、清沢拓也さん。SHISEIDO グローバルブランドユニットメンズプロジェクト プロジェクトリーダー。そして彼が率いるチームのみなさんである。

グローバルプレステージブランド「SHISEIDO」のメンズシリーズ「SHISEIDO MEN」は2003年発売。資生堂は100年の男性肌研究のデータがある企業なのでリサーチ先にぴったり。

現れた清沢さんをはじめSHISEIDO MEN チームの印象は、「きれい」だった。

私(きれいなおじだ)

担当編集(きれいなおじですね……)

私(広報のおにい…、いやおじさんもきれいだ)