「頑張らない日」を戦略的に作る
暑さにやられると、頭も思考もいわば「熱中症」のような状態になり、オーバーヒートしやすくなります。そんな時は、「エンジンをかけすぎない」ことも非常に重要です。
具体的な方法としては、「頑張らない日」を意識的に定めるのがおすすめです。
「今日は頑張らない」と、きっぱり決めてしまいましょう。仕事や家事の質が常に一定であることは無理だと心得て、どうしても動かなければならない日も「今日は最低限でOK」と決めるのです。これは、戦略的に意識して「頑張らないこと」をする、ということです。
そして同時に、マイナスを減らすことよりも、「プラス」を作ることがこの時期は特に重要になってきます。
1日に1つ、必ず「気持ち良い・心地よい」と思えることを取り入れるようにしましょう。心に「快」の感情を入れないと、どんどん疲弊してしまいます。
「ゆっくり眠り、栄養をとれば満たされる」という人もいるかもしれませんが、「休み方」にも個性があります。ただぼーっと過ごしていると、かえって気分が沈んでしまう人もいるのです。やる気は動くことから生まれることもあるので、「楽しい」「自分を癒せる」方法、そして「エネルギーをチャージできるもの」を具体的に考えてみましょう。
例えば、アイスクリームを食べることで気分が上がるなら、そうしましょう。行きたい場所があるなら、少しだけでも足を運んでみるのもいいでしょう。ドラマを見る、体を軽く動かす、本を読むなど、明確な趣味があるなら素晴らしいことです。