この先が楽しみで仕方ない

僕自身は31回までしか台本を持っていないので、この先の展開が楽しみで仕方ありません。

それこそ家治の最期が近づき、次の時代が見えてきて、ドラマの世界はどう変わるんだろう、なんて思いながら夢中で視聴しています。

松平定信の時代になって、いわゆる出版統制が始まっていく中、どう蔦重が追い詰められて、それを跳ね返していくのかって。皆さんと一緒にテレビの前で、蔦重を応援しています。

あらためて、将軍の役は初めてでしたし、徳川家の家紋が入った着物を着ることも、今後の役者人生で最後かもしれない、と思いながら演じていました。一方、視聴者の立場で見ていると、吉原や日本橋の人たちのやりとりが生き生きしていて、とても楽しそうで。

(『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』/(c)NHK)

でも先ほどもお伝えした通り、将軍である以上、基本的に江戸城から出ることができないわけですよ。外に出て暴れていたらしい、おじいちゃんの吉宗は別として(笑)。

ですので、活気ある江戸市中で“べらんめえ口調”の粋なやりとりを耳にしているとうらやましい、というか、いつかそちら側をやりたいな、と思ってしまいます。

忘八の集まりとか見ていると、あの輪に入って演じてみたい!なんて。

個人的には“幕末”が好きなので、特にあの時代を舞台としたドラマに出てみたいです。

再来年の大河ドラマがその時代なので気になるところですが、可能ならば、幕府側の人物を演じてみたいですね。家治を演じたということもありますが、自分が山形県出身ということもあって、幕府側に思い入れがあるので。

「眞島が演じたいと言っていた」と広められそうな機会があれば、皆さんもぜひ周囲に言いふらしてください。 お願いします(笑)。

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大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~

【NHK公式サイトより】
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物〈蔦重〉こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。笑いと涙と謎に満ちた〈痛快〉エンターテインメントドラマ!

【キャスト】
横浜流星/安田顕/小芝風花/岡山天音/寛一郎/市原隼人/片岡愛之助/高橋克実/里見浩太朗/渡辺謙 

【作】
森下佳子

【放送予定】
[総合]日曜 午後8時00分 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分
[BS・BSP4K]日曜 午後6時00分
[BSP4K]日曜 午後0時15分/ (再放送)日曜 午後6時00分