家長の資格

その原因はたいてい男性の方にあると思うのです。

結婚すると、どうしても男の方、つまり旦那が家長になるわけです。そうすると、旦那さんが全てをリードしていかなければならなくなる。

『所ジョージの世田谷ベース VOL.59 新解釈 スーパートコロ辞典』(著:所ジョージ/ネコ・パブリッシング)

旦那が一番偉いのですから、偉い人は家の中にいる人に対してなんでも受け入れられる柔軟さを持つべきであり、自分が頑固で何も受け付けないような男には、家長の資格はありません。なんでも受け入れられるように、自分を変えていく努力をしなくてはいけないのです。

私は結婚するまで実家暮らしでしたので、戸締まりなんて自分でしたことは一度もありませんでした。なので、結婚後も戸締まりはカミさんがしてくれるものだと思っておりましたが、カミさんは私以上に戸締まりなんてしない人だった。慌てましたが、「なぜ戸締まりをしない!」なんて怒ることはありません。ただ、私が戸締まりをするようになり、今でもそれは続いています。