「家康の再来」慶喜が徳川幕府の幕引きを…
先日のドラマでも宣下しましたが、家治の次には、家斉が将軍になります。
ちなみに家斉という人は子だくさんで知られていますが、資質は凡庸であった。でも彼は、部下である旗本・御家人からの人気が高かったそうです。
これは14代家茂、15代慶喜の関係にも当てはまる。
家茂はおぼっちゃまであったけれど、資質は高くなかった。逆に、慶喜が有能であることは皆が認めるほどであった。
けれども家来たちは家茂を慕った。あの偏屈な勝海舟ですら、家茂には絶対的な忠誠の念をもっていた。では慶喜はどうかというと、全く人気が無かった。
それに結局、「家康の再来」と謳われた慶喜が、徳川幕府の幕引きを担うことになりました。リーダーが優秀かどうかは、組織の成績に直結しない。
うーん、難しいところですねえ。
大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)〜」
【放送予定】2025年1月~
【作】森下佳子
【主演】横浜流星(蔦屋重三郎 役)
【制作統括】藤並英樹 【プロデューサー】石村将太、松田恭典 【演出】大原 拓、深川貴志
【放送予定】[総合]日曜 午後8時00分 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分[BS・BSP4K]日曜 午後6時00分 [BSP4K]日曜 午後0時15分