<あらすじ>
柳井家に高知新報時代の上司、東海林(津田健次郎さん)が訪ねてくる。
再会を喜ぶのぶ(今田美桜さん)に、嵩(北村匠海さん)の活躍をうれしそうに話す東海林。
そのころ、浮かない顔で投稿作品を整理していた嵩。
八木(妻夫木聡さん)たちの前で悩みを吐露する。「おじさんアンパンマンがなぜ人気が出ないのか。何かが足りない」と考えているのだという。
柳井家では、おじさんアンパンマンが気になったという東海林が、のぶに疑問をぶつけている。
のぶがアンパンマンの読み聞かせをするうちに感じたことを、東海林に伝える。「強さを見せつけて敵を倒すのではなく、自分を顧みず、弱い人や困っている人を救うのが真のヒーロー」だと思うようになったのだという。
のぶの話を聞いた東海林は「やっとみつけたにゃ」と話し、高知新報でののぶと嵩の採用面接での言葉を振り返る。
そこに嵩が帰宅する。東海林は「もっとこじゃんとあのおんちゃんを描け。のぶは、こじゃんと応援せい。お前らが長い時間かけて見つけたもんは間違っちゃせん。俺が責任を持つ」と伝える。
玄関で見送るのぶと嵩。東海林は「ほいたらにゃ」と去り――。