どれだけ稼いだとしても

多くの方に読んでいただいたおかげで2022年に書いた『80歳の壁』がベストセラーになりましたが、受け取った印税のほとんどはワインにつぎ込みました。

それを知った税理士の先生からは大目玉をくらいましたが、これが私の生き方なのです。

『65歳、いまが楽園』(著:和田秀樹/扶桑社)

また、その後の3年間で200冊ほどの書籍を出したので、そちらの印税も入ってはきますが、税金の支払いが重なったりすると、手元のお金がほぼゼロになることもあります。

それでも買いたいワインはまだまだあるし、欲しいものもたくさんあります。

47歳のときに『受験のシンデレラ』を撮って以来、これまで5本の映画の監督を務めてきましたが、資金さえ確保できればこの先もできるだけたくさんの映画を撮りたいと思っています。

仮に何かのビジネスが大当たりして莫大なお金が手に入るようなことがあれば、学校とかシニア世代向けの施設などを作りたいと考えています。

だからこの先も頑張ってもっと稼ぎたいと思っているし、どれだけ稼いだとしても、お金が余るようなことは、私にはまず起こらないでしょう。