海王星は「氷の惑星」

太陽系の一番外側をまわる第8惑星の海王星も個性的です。

海王星は「氷の惑星」です。

大きさ(直径)は地球の4個分ほど。衛星は16個見つかっています。

海王星にも、やっぱり山や谷は見当たりません。

表面のメタンという成分が太陽の光を吸収したり反射したりして、地球とはまた違った、神秘的でのっぺりとした青色に輝いています。

海王星までの距離は、地球から約45億km。旅客機の速さでまっすぐ向かっても500年以上かかる距離です。遠くて暗いため、地球から肉眼で見つけることはできません。

木星も海王星も、同じ頃生まれた地球とは様子が違っていますね。

こうしてほかの惑星と比べてみると、逆に地球の特徴がよくわかってきます。

地球は岩でできていて、かたい地面があって、透明な空気があって、液体の水があって、月という衛星をひとつだけもっている惑星だということです。