足りないものをどうするか。好きなものをどう使うか。
あれこれアイデアを考えるから面白い移住前に、田舎暮らしに合わないもの、不要なものは整理し、同時に田舎暮らしに合ったものを揃える準備をしていきました。
マッチ箱のように装飾のないシンプルな家です。家具については、あまり最初からここに置こうと、用途や配置場所を決めずに、ゆるく夫婦で相談しながら好きなものを揃えていきました。
自然素材や手触りのいいもの、自分たち好みの味のあるビンテージのもの。本当に感覚的にですが、16年たった今でも、どれも変わらずスタメンとして活躍し続けています。
例えば、ミシン仕事をするコーナー脇のブルーの木のオープン棚や、オーディオセットを置いているテーブル棚、電話を置いている小さな机と黒板など。
移住前の週末になると、ビンテージショップを夫と巡って、意見が一致するものを探し、揃えていきました。
引っ越し後に家具をどこに置いてどう活用しようとか、あれこれ考えはしましたが、全部、自分たちが「いいな」と思ったものだから、迷うことなく楽しみながら配置していきました。
このテーブル棚にオーディオセットを置いてみたらかわいいね、という風に。ダイニングテーブルを囲む木の椅子も、あえて不揃いなビンテージの椅子だったりします。