人も自然の一部

そして、もうひとつ大切にしたいのが「リズム」。

「朝いちばんに窓を開け、その日の氣をとり入れる」「花に水をやり、掃除をして、自分のために丁寧にお茶を淹れる」など、自分なりのリズムを決めて続けてみてください。

(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

誰に見せるでもない日々のルーティンが、実は心を守ってくれているのです。

さらに意識したいのは、「季節と整える」こと。

梅の花がほころび始めたら春支度をはじめ、風が冷たくなってきたら湯気の立つ献立を食卓に並べましょう。

人も自然の一部であるなら、自然のリズムに寄り添うことで、心も本来の場所へと戻っていけるように思います。