(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)
あなたの周りに、なぜか惹かれてしまう「品のいい人」はいませんか? 書道家の詠月さんは、「その魅力は、外見の美しさではなく、ふとした所作や言葉ににじむ美しさです」と語ります。今回は、詠月さんの著書『「品のいい人」が大切にしている「和」の習慣』から一部を抜粋し、心と身体を整え、内面から輝くためのコツをご紹介します。

「わたし」を整える

「暮らしを整える」と聞くと、つい収納を見直したり、物を片づけたりといった“目に見える整理”を思い浮かべる方も多いでしょう。

けれど本当に整えたいのは、日々を生きる“わたし自身”なのかもしれません。

まずは、心と空間に余白をつくることから始めてみませんか。

部屋の一角をすっきりと整えて部屋のなかに余白をつくると、不思議と心にも風が通り、余裕が生まれます。

ものが減ると、考えごとも静かになる。

そんな小さな変化の先に、本当の整えがあります。