夫の献身に支えられて

夫がいろいろやってくれ、私は“上げ膳据え膳”の暮らしを満喫しました。

仕事や歌の稽古で、ほぼ毎日外出するのですが、帰宅して夫が沸かしてくれた湯につかり、「帰ってすぐお風呂に入れるなんて、極楽、極楽」と幸せをかみしめます。

(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

お風呂から上がると夫が用意してくれた料理にちょっぴり梅酒や焼酎を添えて食べ、「ゆっくりしてなよ」という夫の言葉に甘えて、足マッサージ機の前にどっかり腰を下ろします。

夫婦ふたりでいるときは、なるべく原稿は書かないようにして、テレビのサスペンスドラマなどを一緒に楽しむ。そして、眠くなると、夫が湯たんぽで温めてくれた布団に潜り込むのです。

足の痺れでつらいときは、「足、揉んでくれない?」と言って、夫にマッサージをしてもらいます。といっても、夫は3分もしないうちに寝てしまうのですが……でも、自分の思ったままを口に出してすぐに言えるというのはいいですね。