アンチコメントには毎回落ち込む(写真提供:筆者 以下すべて)
noteが主催する「創作大賞2023」で幻冬舎賞を受賞した斉藤ナミさん。SNSを中心にコミカルな文体で人気を集めています。「愛されたい」が私のすべて。自己愛まみれの奮闘記、『褒めてくれてもいいんですよ?』を上梓した斉藤さんによる連載「嫉妬についてのエトセトラ」。第13回は「不倫バッシングは嫉妬?」です

前回「斉藤ナミ「親ガチャ」って何だろう。私がほしかったのは「裕福」ではなくて「普通」の家庭だった」はこちら

衝撃の不倫報道に

あの国民的朝ドラ女優が、既婚者俳優と不倫!
なんと、あの塩顔イケメン俳優やマヨネーズ顔イケメン俳優とも交際していた!

次から次へとそんなニュースが報道され、話題になっている。

SNSやネットには「妻子がかわいそう。顔を見るのも不快」「こういう清純派っぽいのに限ってあざとい」と、なぜか未婚女優への批判ばかりがたくさん寄せられている。日本ではこういうとき女性への風当たりの方がきついように思う。

若くて可愛くて国民的朝ドラの主役女優だなんて日本の女性の頂点にいるようなもんだ。そんな人が不倫をしていたこともショックだったが、さらには(私がこっそり好きだった)あの塩顔イケメン俳優も、また別のイケメン俳優まで? と、清純派に見えていたからこそ、かなり衝撃的だった。