きれいに痩せるための心掛け
これは私だけでなく、私のまわりの経験からも言えます。多くのビルダーはよく寝ると、体がしっかり絞れると言います。
たくさん運動をしない一般ダイエッターこそ、痩せるためには寝る時間を確保し、体脂肪の蓄積を日々のちょっとした努力で阻止する。
きれいに痩せるためには、この心掛けが大事です。
※本稿は、『日体大教授が教える 「脂肪燃焼」食 運動0でお腹が凹む!』(講談社)の一部を再編集したものです。
科学的に正しいダイエットとは、人体を太らせる力を持つ「三大栄養素(脂質・炭水化物・たんぱく質)」を自在に操り、たくさん食べても太らない体を作っていくもの。
医師や管理栄養士でさえ気づいていない「脂質の適正化」(厚生労働省が推奨する脂質量)のみがしっかり食べながら、ストレスなく痩せる唯一の方法だったのです。
出典=『日体大教授が教える 「脂肪燃焼」食 運動0でお腹が凹む!』(著:岡田隆/講談社)
岡田隆
日本体育大学教授、博士(体育科学)、理学療法士、ボディビルダー(WNBFプロマスターズ世界一)、骨格筋評論家(バズーカ岡田)
1980年生まれ。都立西高校、日本体育大学卒業、同大学院体育科学研究科修了。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。トレーニング科学、スポーツ医学を専門的に学び、身体作りのスペシャリストとして活動。究極の実践研究としてボディビル競技を続けており、2023年にはWNBF世界選手権プロマスターズ部門で優勝を果たす。指導者としては、2012年から日本オリンピック委員会強化スタッフ(柔道)、柔道全日本男子チーム体力強化部門長を務め、2016年リオデジャネイロオリンピックでは、史上初となる柔道男子全7階級メダル制覇、2021年東京オリンピックでは史上最多5個の金メダル獲得などに貢献。これまで、文部科学省スポーツ功労者顕彰、日本オリンピック委員会奨励賞、讀賣新聞社日本スポーツ賞など受賞多数。