ゆっくりていねいに動く
いつもより1時間早く起きられたら、ゆっくりと休むように動いてみましょう。
ていねいにコーヒーをいれたり、おかずを1品多くした朝食をゆっくりと作ったり、家族と休日のような会話をしたりする。きっと、それまでのバタバタの朝では感じられなかったマインドになっていると気付くはずです。また、呼吸も自然と深くなっていき、血流も増えているでしょう。
さらに、ゆっくり食べれば、胃腸への負担が減り、その調子を確実に上げることができて、栄養もしっかりと吸収されていきます。
こうなれば、自律神経が最高の状態で1日のスタートを切れます。

※本稿は、『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(興陽館)の一部を再編集したものです。
『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(著:小林弘幸/興陽館)
朝を整えれば「だるい」「しんどい」「眠い」が消える。
自律神経研究の第一人者であり、多数のベストセラーを持つ順天堂大学医学部の小林弘幸教授が、おうちでできる「体調の整え方」について、図解を使って詳細に解説!