香りを加える

しょうが、にんにく、ねぎ、大葉、みょうが、パセリ、ごまなどの薬味は、料理に新鮮な風味を添えて、食欲を刺激してくれます。これらをたっぷり使えば、塩分控えめでも「味が足りない」とは感じにくくなるでしょう。

また、こしょう、唐辛子、カレー粉などのスパイス、ハーブ類(タイムやローズマリー)も、料理の味わいに奥行きを与えてくれます。

(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

●酸味をきかせる

料理に少し酸味を加えると、味が引き締まります。たとえば、和え物や炒め物、ドレッシングなどに酢を少々加えてみましょう。

また、レモンやすだち、ゆずなどの柑橘類を料理の仕上げにさっと搾ると、酸味のほかにさわやかな香りも加わり、塩分控えめでも満足感を得やすくなります。

●良質な油でコクを出す

ごま油、オリーブオイル、亜麻仁油といった、香りがよく良質な油は、少量使うことで料理にコクとまろやかさが加わり、風味豊かに感じられます。加熱したあとの仕上げに、少量回しかけるのもおすすめです。