圧縮袋の注意点

(3)圧縮袋の注意点

片づけ講座の方からも、「圧縮袋ってどうなんでしょうか?」という疑問をよくいただきます。

羽毛布団のような天然のものの場合、ふっくら感がなくなる恐れがあるため、圧縮には適しません。ポリエステルなどの化繊類は、短期間(半年程度)ならOKと言われています。それでも長期間になると繊維がつぶれてしまうので注意しましょう。

圧縮袋を使用する際も、空気を抜きすぎるのではなく、ややふんわり感を残すのがコツ。

また、このタイミングでの来客用布団の見直しもおすすめです。「もう何年も使っていない」「必要人数分以上に揃えすぎている」という方も多いのでは? 必要な分だけにしていくことで収納が俄然スッキリします。

お子さんやお孫さんが泊まりに来るのが年に一度、もしくはもっと少ない、という方には、貸し布団もおすすめです。布団自体のコンディションはもちろんのこと、出す・しまう時のお手入れや手間や場所をとることを考え、来客用布団をすべて処分して、貸し布団に変えた、という話を最近よく聞くようになりました。

(4)使う前に

出す時にも以下のひと手間を。使った際の気持ちよさが変わります。

・晴れた日に陰干しして湿気を飛ばす。

・カバー・シーツも洗って清潔に。

・使い終わった防虫剤が残っていたら、処分したり、新しいものに交換。

押し入れから出したまま使うと、布団に付いたこもったにおいが気になることも。使う前に一度空気に触れさせるなどして、においもリセットしましょう。