鶴屋吉信 春の水
せせらぎにのって流れゆく桜花。
そのすがたをそのままに菓子に映して
桜といえば、満開はもちろんのこと、咲き初めから二分咲き、三分咲きとそれぞれの美しさがあるもの。散りゆくすがたもバラエティに富み、花吹雪、花嵐、花筏などとさまざまに表現されます。
この菓子が描くのは、川面に浮かぶひとひらの花。桜の語を使わぬ「春の水」という銘にも、奥ゆかしさを感じます。
淡色の桜の花と流水はこなし、中にはつぶ餡が入っています。こなしとは、関西の生菓子によく見られる素材で、白餡に小麦粉と餅粉、砂糖などを混ぜて蒸したもの。諸説ありますが、蒸してから熱いうちに揉みこなして作り上げるところから、この名があるようです。
関東でよく使われる練り切りに似ていますが、練り切りは白餡と餅生地を練り合わせたものです。いずれも細工がしやすく、いろいろなかたちが表現できます。
鶴屋吉信(つるやよしのぶ)
京都市上京区今出川通堀川西入ル
TEL 075・441・0105
営業時間:9時〜18時 元日、水曜臨時休業あり
春の水 1個 432円(税込)取り寄せ可
販売期間:4月1〜15日
そのほかの京都市内での取扱店:京都髙島屋、大丸京都店、ジェイアール京都伊勢丹
TEL 075・441・0105
営業時間:9時〜18時 元日、水曜臨時休業あり
春の水 1個 432円(税込)取り寄せ可
販売期間:4月1〜15日
そのほかの京都市内での取扱店:京都髙島屋、大丸京都店、ジェイアール京都伊勢丹