血糖値スパイクで糖尿病も悪化
朝メシを抜くと、午前中いっぱい空腹感が続くので、昼メシを早食いし、一気に食べてしまいがちです。
空腹感がやってくるときは血糖値が下がっています。そのときに、昼食を急いで食べると、今度は血糖値が急上昇します。
すると急上昇した血糖値を下げようと大量のインスリンが分泌されます。その結果、インスリンの分泌能力が低下し、糖尿病を発症しやすいのです。
また朝メシを抜くと、昼メシ後に血糖値スパイクが起こるといわれています。朝メシを抜くと午前中は血糖値が低い状態が続いていて、昼メシを食べると血糖値が急上昇します。このような血糖値が急激に上がったり下がったりすることを血糖値スパイクといいます。
血糖値スパイクが起こると、そのたびに血管を傷つけ、動脈硬化を進めます。さらに動脈硬化が進むと、脳卒中(脳出血や脳梗塞)や心臓病(虚血性心疾患)のリスクを高めます。
血糖値スパイクを避けるには、朝メシを抜かず、3食規則正しく食事することが大事なのです。