バランスをとる習慣を

自律神経の調子は、交感神経と副交感神経のバランスで決まります。

自律神経のはたらきを自分の意思で直接コントロールすることはできませんが、交感神経と副交感神経のそれぞれのはたらきを意識的に優位にしたり抑えたりすることはできます。間接的に自律神経を制御できるのです。

『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(著:小林弘幸/興陽館)

実は、自律神経のバランスに大きな影響を与えるものが1つあって、それはストレスです。「メンタルケア」の要素をとり入れた、自律神経のバランスを整える習慣を身につければ、さまざまな不調を解消したり改善することができます。

〈『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』より〉

※本稿は、『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(興陽館)の一部を再編集したものです。

【関連記事】
そもそも〈自律神経〉とは何なのか?小林弘幸「暑い日に外に出れば、体が反応して体温を上げないようにする。これを意識せずともできるのは…」
週に1日、あえて〈予定をまったく入れない日〉を作るメリットとは?小林弘幸「スキマのないがちがちのスケジュールでは自律神経が…」
いつもより1時間早く起きられたら〈その日の計画〉を立ててみる。小林弘幸「朝にゆったりとする時間をもうけることで、実は…」

毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(著:小林弘幸/興陽館)

朝を整えれば「だるい」「しんどい」「眠い」が消える。

自律神経研究の第一人者であり、多数のベストセラーを持つ順天堂大学医学部の小林弘幸教授が、おうちでできる「体調の整え方」について、図解を使って詳細に解説!