「仕事を終えて、大急ぎで家に帰るのが、多くの働く母親の日常ですよね。でも私は、忙しいときこそ、時に寄り道をして映画の1本を見たりしていた。私にはそれが必要でしたから。そして、いま仕事が終わったかのようなそぶりで家に帰ったものです(笑)」(2009年)
「そんな時間のヘソクリを積み重ねてきました。お互い自立していて、とがめない家族関係というのかな。自分の意思で自分の時間を持つことも、家庭生活のなかでは必要なのだと思うんです」(2009年)
「好奇心を絶やさないでいると、気力も体力も衰えないみたいです。そうやって年齢を重ねて自分に厚みが生まれたら、旅も仕事も生活も、今まで以上に楽しくなりそう。そういう生き方ができればいいなと思っています」
(「私の辞書には、『だるい』がないみたい」『婦人公論』2014年5月7日号)
「人生は生涯学習。いろんなところにアンテナを張って毎日を楽しもうとすれば、楽しみは必ず見つかります」(2005年12月7日号)
自粛自粛の今だからこそ、岡江さんの言葉が心に響く。