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●自分自身の体と心が最優先

「いい介護」と聞くと、9割以上のご家族が、「じいちゃん、ばあちゃんにどんないいことができるか?」を一番に考えます。

だけど、本当は「いい介護」=「家族の幸せのバランスがとれている状態」。

介護される高齢者と、介護する家族、お互いの幸せのバランスがちょうどいいのが、「いい介護」。

「親のため」と自分に言い聞かせて我慢していることは、いずれ「親のせいでできなかった」に変わってしまうことが多いです。

相手の幸せのためには、何よりあなたの幸せが大切。介護される人が健康でいるためには、「介護する人」の健康が欠かせないのです。