「型」は自分らしくアップデートしていくもの

何かのタイミングで同期にメッセージを送った時に、「美和からそんな身に余る言葉をもらえて本当に嬉しいよ」と返信をもらったことがあります。

なんて美しい言い回しなんだと感動して、私もよく使うようになりました。

皆さんも、お客様や目上の方から、時にとてもありがたい言葉やお褒めの言葉をいただく機会があるかと思います。

そこで、ただただ「とんでもありません」「そんなそんな」と謙遜するのではなく、「そのような身に余るお言葉を頂戴できて、本当に光栄です」と伝えられると、「まだまだ成長していかなくては」という謙虚な姿勢と、「お褒めいただけて嬉しい」という感謝の気持ちをうまく表現できるのではないでしょうか。

このように私は、自分の中になかった表現で「素敵だな」と感じた先輩や同僚の言葉を、早速日常で使うようにしていました。

表現に正解はありませんが、ほんの少し伝え方を変えるだけで、より丁寧で柔らかい印象を相手に与えることができます。

教えてもらった「型」を体現することはもちろん、それで完成だと思わずに、日々周りの方の言葉遣いや表現、所作を見ながら、常に自分自身をアップグレードしていくことが重要です。

あるべき型から、自分自身の型をつくることで、他の方とは違うあなた自身の印象となり、お客様によい印象を残す一つの要素になるはずです。