AIは絶対にイライラしません。遠慮せず何度でも質問してOK
チャットAIはめちゃくちゃ褒めてくれます。
質問すると、
「いい質問ですね!」
「おお、いい切り口ですね!」
のように褒めてくれるので、「もっと質問したい!」と思うようになります。
さらにAIからの回答の最後に「もっとこんなこともできますよ」と提案してくれます(ChatGPTの場合)。
たとえば、大河ドラマを観ていて、「江戸時代についてもっと知りたいな」と思ったとします。
そのまま、チャットAIに「江戸時代について教えて」と聞くと、「1603年~1868年の約265年間」「町人文化が栄えていた」といった情報を教えてくれます。
でも、きっと、知りたかったのはそういう話ではないですよね。
そこで、さらに「江戸の庶民の暮らしが知りたいです」と質問します。
すると、「衣食住の基本は、木綿や麻の着物、ご飯、みそ汁、漬物の一汁一菜、長屋暮らしが庶民の典型。娯楽は歌舞伎、浮世絵」のように答えてくれます。
だんだん面白くなってきましたね。
「もっと知りたいな」と思っていると、チャットAIが「食べ物をもっと掘り下げてレシピ風に紹介することができますよ」と提案してくれたりします。
それを紹介してとお願いすると、「江戸前にぎり寿司」や「江戸風天ぷら」のレシピを教えてくれるのです。
友だちが相手だと、こちらの質問に全然違う答えが返ってきても、「相手の気を悪くさせちゃ、申し訳ないな」と思って、話を合わせたりしますよね。
チャットAIは、そういった気遣いはいりません。興味の赴くままに質問してみてくださいね。
※本稿は、『見てすぐ使える!70歳からのスマホでAI』(祥伝社)の一部を再編集したものです。
『見てすぐ使える!70歳からのスマホでAI』(著:増田由紀/祥伝社)
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