ショックが大きかったきよの死の場面

蔦重たちがおきよさんの遺体を部屋から運び出すシーン。

この場面は、歌麿と蔦重の感情がどうぶつかるかというのを、事前に横浜流星さんとかなり話し合いました。

(『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』/(c)NHK)

おきよさんが運び出されたあと、畳にはその身体に沿う形で染みが残っているんですよね。

実はあの染み、収録に入った時点では気づいておらず、リハーサルを進めていく中で布団を動かした際、初めて目に入りました。

それだけにショックも大きくて…。

歌麿は泣き崩れて畳にすがりつきますが、あの場面は半ばアドリブのような形になっています。

ドラマ内での表現も相まって、スタジオは静まりかえっていました。