IKEA に大勢の人が殺到したとのニュースが…
それでは、外出制限緩和後の生活はどうなったのか。
緩和は段階的に行われ、14日に小規模の商店などが営業を再開。15日には利用目的が限られていた交通機関が、無制限に使えるようになった。ただし、公共交通機関を利用中、マスクで鼻と口を覆っていない者は25ユーロの罰金、他人と1メートル以上の距離を維持しない者は50ユーロの罰金が科される。
学校は、6歳~14歳は5月19日から、15歳以上の生徒は6月3日より再開することが決められた。その際は各クラスを2つのグループに分けて日をずらして登校することに。通学しないグループは「自宅学習」。マスクの着用は校内でも義務づけられており、休憩時間でも着用することになった。
5月2日の土曜日からは、すべてのショップ、カフェ・レストランがオープンした。3月から閉じていたので、喜びはひとしお。しかし初日から、IKEA に大勢の買い物客が殺到したとのニュースが流れ、今後ふたたび感染が広がらないか不安が残る。
5月3日には、全国の新たな感染者が19名に。これで全国の感染者は1万5527名(死亡598名)治癒した者は1万3228名となる。なお、テレワーキングは6月末まで予定されている。