「異常な血管」を解消・予防するセルフケア法

外部からの刺激に弱いモヤモヤ血管。押圧やストレッチを取り入れて、痛みの解消を目指しましょう

モヤモヤ血管を減少させる15秒の押圧

痛みが続く部位の周辺を指で押してみて、痛みがやや強く感じられたポイントの下にモヤモヤ血管ができている可能性があります。

「そこに親指の腹を当て、爪が白くなるくらいの力を込めて、垂直に15秒程度押してください。1日2〜3回でOK。2〜3日で痛みが和らぐ人もいますが、個人差があるので2週間は続けてください。また、慢性的な痛みは、揉むとよけい悪化する場合も。痛むポイントを強く押してすぐ離したり、ぐりぐりと揉んだりすることは避けましょう」(奥野先生。以下同)

【肩が痛む場合】

肩(前側・外側)
(1)〜(4)を軽く押してみて、 痛みのあるポイントを15秒程度押圧する 

肩(背中側)
肩の上の骨の出っ張り(★)まわりの(1)〜(3)を軽く押してみて、痛みのあるポイントを15秒程度押圧。自分で届かない箇所は 器具を使うなどして、無理な体勢はとらないこと

 

【ひざが痛む場合】

ひざ(内側・外側)
イスなどにらくな姿勢で腰掛け、かかとは床につけた状態で、図で示したポイントを中心に押す。痛むポイントを15秒程度押圧する

ひざ(前・裏)
前側が痛む場合は、 図で示したひざのお皿上下の柔らかい部分を、 裏側が痛む場合は、ひざ裏の中心から 上下左右に向かって押してみて、 痛むポイントを15秒程度押圧する