血糖値の上昇を抑える理由
では、餡の何が血糖値の上昇を抑えているのでしょうか。
その理由は、「餡粒子」と呼ばれる特殊なでんぷん構造にあります。餡を練る工程で生成される「餡粒子」が、小腸での糖の分解と吸収を遅らせ、血糖値の上昇をゆるやかにしていると考えています。
糖質制限を推進する専門家の方々は、糖質量だけを見てマルかバツをつけます。しかし実際には、糖質量が同じでも、血糖値の上昇の仕方は食材に含まれる糖質の構造や量によって異なることがあるのです。その代表ともいえるのが、餡なのです。
しかも、小豆はポリフェノールの宝庫です。ポリフェノールには、優れた抗糖化作用があります。小豆にはアントシアニン、イソフラボン、ルチン、レスベラトロール、カテキンなどのポリフェノールが含まれています。しかも、その含有量は、ポリフェノールの豊富さで知られる赤ワインのおよそ2倍もあるのです。