朝ドラの依頼から逃げ続けてきた

私は「毎日勤勉に働く」ことが苦手なのですが、前回の「空亡」で、初めて朝ドラを書くことになりました。

どれだけ私にとって朝ドラが苦手かというと、先輩脚本家の岡田惠和さんから、以前こんなことを言われました。

『60歳からの開運』(著:中園ミホ/扶桑社)

「朝ドラの執筆はマラソンじゃないんだよ。ペース配分を考えて、最初はゆっくり書き始め、ラストスパートで力を出し切ると思っているでしょう? でも、そうではなくて、一日中全力で走るのを156本続けるのが朝ドラ。だから、中園さんのような遊び好きな人には無理」と。

私も「ほんと無理だね」と納得し、依頼されても「まだ子どもが小さいので」と逃げ続けてきました。