今は「過渡期」
<倉科さんは現在38歳。18歳のデビュー以来第一線で走り続けてきたが、40代を前に仕事もプライベートも、向き合い方を変えてきたという>
20代から30代は流れみたいなものがあってスムーズに移れました。でも、30代後半になって、精神的にも身体的にも役者としても20代や30代のころとは大きく変化しているのを感じます。体を整える時も念入りに調整しないと戻らない。一方、メンタル面では、何に対しても楽観的になったような気がしていて。
以前はいろんなことにがむしゃらに取り組んでいましたが、今は俯瞰で見られるようになりました。でも、それが少し切ないなと思うこともあります。自分が何にときめくのか、何を面白いと感じるのか、これから先は今まで以上に大切にしていかなくちゃいけないと感じています。
今は私にとっての「過渡期」。まだ結婚していないし、子どももいない。これから先、どういう女性になるのか、どんな役者になるのか、どういう家庭を築くのか模索している状態です。もし家庭を持つことになったら、相手のこともあるから自分だけで考えられることでもない。40代を迎えるのが初めてなので、どういう状況になるのか自分でもわからない。楽しみもあるけれど焦りもある。明確なビジョンが描けないんです。だからこそ、今はちょっともがく時期。もがいた先に何かを見つけたいという気持ちが強くあります。