あの頃は育児に忙しくて、亀の飼育は面倒だと思っていたけれど…(写真:stock.adobe.com)
気になるニュースや家族のモヤモヤ、日々の生活で感じたさまざまな思いや誰かに聞いてほしい出来事など、読者からの投稿を紹介するWEBオリジナル投稿欄「せきららカフェ」。今回ご紹介するのは、50代の方からの投稿です。プレゼントを探したり渡したりする時に、幸せな気持ちになるという210YENさん。そんなプレゼント好きの血を受け継いだ、三男がくれたプレゼントは――。
三男からのプレゼント
誰かにささやかなプレゼントを渡す喜び。私は、子供の頃から今になっても誰かへのプレゼントを探したり渡す時に幸せな気持ちになる。
そんな私の血を受け継いだのか、三男も幼稚園の頃から色々なプレゼントを私にくれていた。
幼稚園の頃は、道に咲いている花を摘んで花束を作ってプレゼントしてくれた。
その花は野菊……。
縁起が良くない。
小学生の頃は岐阜に住んでいて、大自然の中で育ったからなのか、私の誕生日にプレゼントしてくれたのは
育ち切った大きな亀。
満面の笑みで渡してくれた。
私は全く笑えない。でも『ありがとう』と喜んでいるフリをして受け取った。
重い……。
私は、当時の大家と仲が良くなかったので、大家の『幸子』という名前を亀に命名して、ベビーバスの家から這い出て徘徊している幸子を見付けては
『こら!幸子!ダメでしょ!』
と叱ってストレスを発散していた。
物凄い形相でキュウリを食べ、けっして懐く事がなかった幸子は、数ヵ月後に家出をし、川へ帰って行った。
あの頃は育児に忙しくて、亀の飼育は面倒だと思っていたけれど、多分…今なら良き相棒になれたかもと思い出を回想している。
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