年齢的な衰えが一気に襲ってきて

とはいえ、夫が生きているうちはあまり感じなかった年齢的な衰えからは、逃げられなくなりました。幸い大きな病気はしていませんが、いつもどこかしら具合が悪いです(笑)。検査や健診を受けることがどんどん増えていって、しょっちゅう、身体のどこかを調べてきては、別に問題ないと言われる。結局、全身を調べてるかもしれません。なのに、どこも痛くない日、不調のない日、元気いっぱい動きまわれる日は、365日のうち1日か2日くらいしかないのはなぜなのでしょうね。

イメージ(写真提供:Photo AC)

かつて、酒豪と呼ばれるほど飲めたお酒も、次第に飲めなくなってきた。家で飲むとすぐ眠くなります。夫や編集者たち、友人たちと楽しく朝まで飲み続けていた日々が懐かしいです。

身体を締め付けるような服もやめました。たとえ、少し気取った席でも、リラックスできる、ストレスのない服装を選んで、それをおしゃれに楽しめれば、というようになりました。

足元も、ヒールのあるものはまず履かない。8センチヒールのサンダルを平気で履いて、背筋伸ばして街を闊歩していた時代があったのに、と思うと我ながら情けないですけど。60代で不注意から何度か足の指の骨折を経験したので、以来、靴は滑らないもの、履いていて安全なもの、疲れないものだけを選ぶようになりました。今は気軽なスニーカーが一番好き。変われば変わるものだ、人はこうして老いていくのかと呆然とさせられることばかりです。