与えた喜びが自分の運を押し上げる
というのも、私は14歳で占いを学び、脚本家になる前は占い師の仕事をしていたこともあったからです。数多くの方々の人生に触れた経験から言えるのは、強運なだけの人生も不運なだけの人生もないということ。
私が行っている「福寿縁(ふくじゅえん)うらない」は、四柱推命と数奇学をベースにしたもので、12年の間に運気のいい時期と悪い時期が巡ると考えます。どんな人の運も、時期によって移ろうものですが、稀に高い運気を常に保っている人もいるのです。
たとえば大谷翔平さんの活躍ぶりは、占いでは低迷期に当たる時期にも陰りがありません。もちろん本人の才能や努力の賜物にほかならないのですが、加えて、世界中のファンが送る応援の強い念に護(まも)られているところも大きいのではないかと、私は推察しています。
大谷さんが高校時代に作ったマインドマップを見て、驚いたことがあるんです。そこには「運」という言葉を中心に、実現させるための行動として、「ゴミ拾い」や「挨拶」が掲げられていました。
ゴミがなければ自分のあとに通る人が気持ちよく過ごせますよね。挨拶をすれば周囲の人たちが清々しい気持ちになります。ここに開運の鍵があるのです。
大谷さんは自然と、人に与えた喜びが自分の運を押し上げてくれることを理解していたのでしょう。日本には「情けは人のためならず」という諺がありますが、運気は巡るというのは真理だと思います。