脚本家として、これまでさまざまな俳優さんと仕事をしてきましたが、長い間、トップでい続けられる人で、独りよがりの人はあまり見たことがありません。自分だけお金持ちになれればいいや、という考え方ではなく、誰か――ファンや共演者、スタッフなど――の喜びのために頑張っています。だからこそ、周りはさらに応援したくなるのでしょう。
さらにいえば、運とは縁。いつのときも、運は人が運んでくるものだというのが私の持論です。いつもご機嫌で楽しい人の周りには、なぜだか楽しい人が集まります。人は機嫌のいい人に引き寄せられるものなのです。
逆に、不機嫌さで人を支配しようとすれば、それだけで人を遠ざけますよね。周囲の人たちから、「あんなヤツ、痛い目に遭えばいいのに」などとネガティブな念を送られてしまいかねません。つまり、人との接し方が運を大きく左右するのです。
とはいえ、常に機嫌よくいるというのは至難の業。私も時々不機嫌になりますが(笑)、まずは自分の虫の居所に敏感であることが大切だと気づきました。
そして「自分は今、機嫌が悪いぞ」と認識したら、自らの機嫌をとるように努めています。他人を変えることはできないけれど、自分の気持ちを切り替えることならできますから。