撮影担当のフォトグラファー・矢口亨氏のコメント

1点目:電子版『羽』のカバー写真にもなっている、高く跳躍した一瞬をとらえた一枚『ESSE』2025年1月号の取材で撮影し、当時付録のポスターにもなった美しいカット)

電子版『羽』のカバー写真にもなっている、高く跳躍した一瞬をとらえた一枚<(C)Toru Yaguchi/『羽生結弦 写真集 「羽」』より(扶桑社)>

「4回目の跳躍で、ようやく納得のいく一枚を捉えることができました。身体のバランス、表情、そして衣装の動き。アスリートであると同時に表現者でもある彼だからこそ生まれた、その個性が鮮やかに立ち上がるポートレートだと思います」(矢口氏)

2点目:被災地を応援するべく羽生さんが仲間とともに2024年9月に金沢市で行った「能登半島復興支援チャリティー演技会」。このイベントのオフィシャルカメラマンとして密着した矢口氏が撮影したフィナーレの一枚

能登半島復興支援チャリティー演技会」での1枚<(C)Toru Yaguchi/『羽生結弦 写真集 「羽」』より(扶桑社)>

「前日の練習ではただ一人リンクに残り、Mrs. GREEN APPLEの『ケセラセラ』を静かに磨き上げていました。被災者に向けた舞台だからこそ、限られた時間の中でも丁寧に準備し、いつも以上に思いを込めて表現しようとした演技だったと思います」(矢口氏)

3点目:ナチュラルな羽生さんの素が垣間見える、屋外での写真。*記事冒頭掲載

「日没間際の柔らかな自然光の中での撮影はずっと叶えたかったことの一つです。まっすぐな道を前に『ここを進んで、カメラに向かって振り返ってほしい』と伝えました。

マジックアワーの中で羽生選手が見せた表情は今まで以上に開放的な雰囲気が感じられて、撮影するのも楽しかったです」(矢口氏)