柵をどうするか

わが家の敷地は雑草が生え放題で、最初は立ち入ることすら困難だった。雑草の種類も様々で、草というより幹が腕の太さくらいあるちょっとした木のようなものもあった。だからホームセンターで使ったこともない草刈り機を買ってきて、何度も何度も草刈りをした。そうして、ある程度開けたスペースができると、悩んだのは柵をどうするかということだった。

ドッグランになる前の状態(写真提供:草思社)

牧場のような木の板を組み合わせた柵も考えたが、費用がかかりすぎる。それに木は年々劣化する。せっかく何十万もかけて柵を作っても、5年くらいでまた作り直さないといけない。それでは無駄遣いになる。

『犬のために山へ移住する: 200万円の小屋からはじまる、不便でも幸せな暮らし』(著:穴澤賢/草思社)

そこで目を付けたのが「アニマルフェンス」というものだった。本来は農家がイノシシなどの侵入を防ぐための獣害フェンスだが、金属製で設置も楽そうだった。何より頑丈で安い。フェンスが20mで1万5000ほどで、別売りで扉や支柱を埋め込むハンマーもある。色は緑だし、周囲に溶け込みやすい。そこでアニマルフェンスを設置することにした。

完成したドッグランで走り回る大福のうれしそうなことうれしそうなこと。苦労して作った甲斐があったと思ったものだ。