舞芸19期の仲間が近況報告を書いていた「ノエル」のノート。今は市村さんの手元で保管されている

 

3年間、無遅刻無欠席

同期にはいろんなヤツがいました。津軽から来たサンペイ、彼には酒を教わった。茨城訛りを直そうといつもアクセント辞典を持っていたナカハラ。ギターを弾いて作曲をしていたイブカ。日本舞踊の上手いゴトウ。女子は、ウエダ、サキタ、タムラ、マツモト、マエサカ、そして、僕が仲良くしていて「おヘソちゃん」と呼んでいたトヨダノブコちゃんたち。

舞芸の近くでたまり場にしていたのが、今はなくなった「ノエル」という喫茶店です。90歳になったママのフジタジュンコさんは今も芝居を観に来てくれるんだけど、卒業後にママに頼んでノートを置かせてもらって、みんなそれぞれそこに近況報告を書いていたんだよ。それを何年か前にママが見つけてくれて、今は僕が預かってる。

そこには僕が西村晃さんの付き人をしていた頃のことも書いてある。「旅公演から帰ってきた。商業演劇というのもやってみるとなかなか難しいもんだ」とかね。