60代の継続勤務者の給与収入はいくら?
20項目の選択肢の中から働く理由を三つ挙げてもらったところ、年代層を問わず、「生計を維持したいから」に最も多くの回答が集まりました(下図表)。
60代前半では52.8%、60代後半では44.5%です。「これまでのキャリアやスキルが活かせるから」「健康を維持できるから」など、そのほかの選択肢を大きく上回る回答率です。やはり、60代においても、お金の話を抜きにしては働くことを語れません。
継続勤務者、転職者、パート・アルバイトの年収を比べてみましょう(下図表)。ここでいう年収とは「本人が企業から得ている報酬」、つまり、本人の給与・賞与の合計額であり、年金や配偶者の収入などは含まれていません。
<『定年前後のキャリア戦略-データで読み解く60代社員のリアル』より>
年収を200万円刻みで見てみると、60代前半では、継続勤務者が「400万~600万円未満」、転職者は「200万~400万円未満」がボリュームゾーンになっており、継続勤務者は転職者よりも年収が高い人が多いことがわかります。転職者では400万円未満の人が半数を超えます。パート・アルバイトは、「200万円未満」がおよそ3分の2を占め、正社員等と比べると年収は大幅に低くなります。