初陣で兄・秀吉の命を救った秀長

鵜沼城の開城後、秀吉は斎藤方の武将・長井隼人佐の急襲を受けます。長井勢の猛攻にさすがの秀吉も一時は死を覚悟したほどでしたが、ここで兄の窮地を救ったのが秀長でした。秀長は長井勢の側面から攻撃を加えて隙を作り、秀吉の退却を成功させました。秀吉はこのときのことを「地獄で仏とはこのこと」と述懐しています。

戦いの後、次郎左衛門は秀吉の家臣となり、清兵衛は信長の重臣・池田恒興の家臣となっています。

『図解 豊臣秀長』(監修:本郷和人/興陽館)

信憑性が低いとされる史料『武功夜話』に書かれている話なので史実であるとはいい切れませんが、秀長は初陣から目覚ましい活躍をしていたことになります。

※本稿は、『図解 豊臣秀長』(興陽館)の一部を再編集したものです。

【関連記事】
次回『豊臣兄弟!』あらすじ。美濃攻めに乗り出す信長に対し、墨俣攻略を買って出た新婚の藤吉郎。川並衆の協力を仰ぐべく、ある人物の元へ向かうが…<ネタバレあり>
『豊臣兄弟!』で勝家に斬られた信長の弟・信勝。しかし史実では…「3度刺されて」「信長から拝領した刀で」「もしかすると二人の母親も…」濱田浩一郎が<信勝殺害の謎>を解説
信長の子として四国攻めの総大将を務めるも、後に秀吉と対立。秀吉に対する激しい恨みから、切腹後に臓物を取り出して投げつけたとも…演じるのは結木滉星さん『豊臣兄弟!』キャスト発表

図解 豊臣秀長』(監修:本郷和人/興陽館)

2026年大河ドラマで話題の“豊臣兄弟”のことは、この本を読めば丸わかり!

「秀吉の弟・秀長って歴史の教科書にも載ってないけど、どんな人?」

そんな疑問に答えて、歴史のテレビ番組でおなじみの本郷和人先生が、図解を交えてわかりやすく解説します。