問題なのは…

ただ、問題なのは親がお金を準備してくれているかどうかは、子供の力ではどうしようもないということです。さらに言えば、兄弟の数や親の寿命も自分の力では決めることはできません。

つまり、自分の努力や心がけではどうにもならないことによって将来の自分の生活状況が決められてしまうということになりかねないのです。

年金制度があれば、少なくとも親は年金保険料だけは払うでしょうから、生活に最低限必要な年金は給付されます。兄弟の数は何も関係ありません。親がどれだけ長生きしようが、給付は終身ですから問題はありません。

親の心がけ、寿命、そして兄弟の数といった自分の力ではどうにもならないことによって社会的な格差が生じるということがあってはなりません。そのための社会保険制度であり、公的年金なのです。