自分を労われば脳は喜びを感じてくれる
人の利益になるような行動、いわゆる利他行動をどれだけとれるかによっても、その人の運のよさは大きく左右されると考えられます。自分の利益はひとまず脇に置いておいて、どれだけ他人のために生きられるか――。
そんなふうにして、人のためになにかをした結果、「えらいね」「すばらしい」などと褒められたり、よい評価を受けたりすると、人の脳は喜びを感じるからです。
これを脳科学では、「脳の報酬系が刺激される」と説明しています。
人知れず利他行動をとった場合も、同じような効果を得ることが可能です。脳には自分の行動を評価する前頭前野内側部という部位があり、他人から褒められなくても快感を得ることはできます。
運がいい人と積極的にかかわることも、脳によい影響を与えられるでしょう。私たちは無意識のうちに、近くにいる人の行動パターンを真似する傾向があります。