クローゼットを再びパンパンにしないために

最後に、せっかく片付けたクローゼットを再びパンパンにしない方法をお伝えします。それには、日々の「循環」を意識することが大切です。

基本のルールは「持つ数を決める」こと。そして、「1つ買ったら1つ手放す(買った数だけ減らす)」ことです。

もし、「1つ手放す」のが難しいと感じるなら、逆の発想をしてみましょう。「買わないことでお金が減らない」と考えるのです。

新しい服を我慢するのではなく、「今ある服を大切にする」「無駄な出費を抑える」とポジティブに捉えることで、自然と服の流入量は減っていくはずです。

これから暖かくなり、冬物をしまう時期がやってきます。この時の「しまい方」ひとつで、半年後のあなたの運命が決まります。次の冬、クローゼットを開けた時に絶望しないために、ぜひやっていただきたい「ひと手間」があります。

それは、「次の冬に着たい服だけを残す」こと。

基準はシンプルです。さきほども挙げた「人から褒められた」「似合うと言われた」「着心地が良い」など、ポジティブな理由がある服だけを選抜してください。

服は単なる布切れではありません。あなたの「第二の皮膚」です。そして、あなた自身を表現する大切なツールでもあります。

クローゼットの前に立ち、こう問いかけてみてください。「私はどんな人生を生きたいか? どんな人として見られたいか?」その基準で、並んでいる服を眺めてみてください。

「もったいないから」「まだ着ていないから」「まだ着られるから」。そんな消極的な基準で持ち続けている服は、あなたの人生をより良くしてくれるでしょうか?

より充実した人生を歩むためにも、自分自身を大事にする作業の一つとして、クローゼットを整えてみてください。なんとなくの惰性で選んだ服ではなく、厳選された大好きな服だけに囲まれたクローゼットを作る――。

その空間が完成した時、あなたの生き方も変わってくるはずです。

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