しなやかな肌が笑顔をつくる
笑顔を定着させるためにもうひとつ欠かせないのが、肌をいい状態に保つこと。なぜならば、表情筋は皮膚の直下に張りついており、肌の状態と連動しているからです。
そのため、いくら口角を上げようと意識しても、肌がカサカサに乾燥してつっぱっていたら表情筋は動きを制限され、笑顔をつくるのもひと苦労。反対に、肌が柔らかくなめらかな状態であれば、表情筋は存分に動くことができ、表情もスムーズにつくれるというわけです。
そこで、60代以上の方にぜひとも目指していただきたいのが《ほがらか肌》。具体的には、「う(うるおい)・な(なめらかさ)・は(ハリ)・だ(弾力)・け(血色)」がある肌のことです。
女性ホルモンに守られている18歳から38歳くらいの間は、特別なお手入れをしなくても、自らの水分と油分による天然の乳化で肌をこの状態に保つことができます。しかし、加齢とともに女性ホルモンの分泌量が減ってくると、肌本来の力だけでは健やかな状態を維持することはできません。
でもだからといって、諦めなくても大丈夫。自分のなかのものが枯渇してきたならば、化粧品を上手に使って補っていけばいいのですから。
肌のお手入れをする際にひとつお伝えしておきたいのは、化粧品を外から与えるだけでなく、肌の内側を動かして毛細血管の働きを活発にしたり、筋肉のコリをほぐしていくことも重要だということ。
スキンケアと同時に指先でマッサージを行うことで血行がよくなって、栄養がすみずみまでいきわたり、肌のツヤやハリ、血色アップへと繋がっていくからです。