手のひらに乳液をたっぷり出したら、両手をこすりあわせるようにして人肌に温め、指の腹や手のひらを肌に押し当てて、やさしく押し込むように浸透させていきます。顔だけでなく、首筋やデコルテの部分も忘れずに。目の周りや小鼻の周囲といった細かな箇所には、指先でトントンと叩き込んでいきましょう。

よく、おでこ、鼻、頬、あごに直接乳液などを置いて、手のひらで下から上へグイグイと引き上げながらつけている方がいらっしゃいますが、肌や毛穴がゆるんだシニアの肌には、その方法ではきちんと浸透していきません。

最後に、化粧水で肌を引き締めて毛穴を閉じ、クリームを塗ってうるおい成分を閉じ込めて完了です。

後編で、クレンジングクリームを使ったマッサージ方法を紹介していますので、ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。

毎日行うのが面倒でしたら、週に1回でも十分。こうしたお手入れを習慣にすることで、いくつになってもうるおいや弾力のある《ほがらか肌》を保つことはできるのです。

若い人のピンッと張った肌ではなく、しなやかな大人の肌だからこそ出せる豊かな表情があります。その魅力を最大限に発揮するためにも、笑顔と毎日のスキンケアをしっかり心がけていきたいですね。

後編につづく

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