ぎょうちゃん、いるねー、うつのみや、いるねー
この二つの経験から。うちでは、“ぬい点呼”が旅行をした時のルーティンになっております。
うちでは、旅行をする際、ぬいぐるみを連れてゆくのが普通になっておりますので……そして、ぬいさんをなくしてしまった二回の経験で判る、“いつまでそのぬいさんがいたのか”“そしてその後、自分がどんな行動をとったのか”が、なくしてしまったぬいさん発見には、絶対に必要な情報なんですよね。
だから。
電車に乗る前。飛行機に乗る前。タクシーに乗る前。とにかく、うちではその時に連れていたぬいさんを、絶対に点呼します。鞄、全部開けて、とにかく中にいる筈のぬいさんを点呼します。(「はい、くろうささん、いるねー、ぎょうちゃん、いるねー、うつのみや、いるねー」って。)同じく、旅館に泊まる前、ホテルにはいる前、そこを出る時、絶対にぬい点呼をします。(まあ、鞄の中にはいっているぬいさんは、勝手にいなくなることはまずないと思うんですが、ひとが思いもよらないことをしてしまうのがぬいさんですので、必ず“ぬい点呼”やってます。)
とにかく、“いつまでうちのぬいさんがそこにいたのか”が判っていれば、最悪、ぬいさんがどっかに行ってしまった時、その発生時と発生場所がある程度は特定できると思いますので。そして、これが判らないと、旅先でぬいさんがどっかに行ってしまった場合、探しようがないと思いますので。
そういう意味で。
かなりの数のぬいを鞄につけていらっしゃる方……大丈夫、ですか?
あの、じゃらじゃらはなー、かなりの数だし……ぬいが団子みたいになっている状況を見るに……中心部にいるぬいのこと、把握、できていますか?
何か、見る度に、勝手に不安になっております。(ごめん。まったく大きなお世話かも知れない。でも、老婆心ながら――あ、本当に私は“老婆”って言える年になってしまった。おお、老婆心という言葉がそのまま使えるな――ぬい点呼、した方がいいと思います……。)

