これからの季節、目の乾きを防ぐにはエアコンの風が直接目に当たらないように気をつけて。冬場など部屋が乾燥するときは、加湿器を使うのもおすすめです。

目の周りを温めて血流をうながすのは、疲労物質の代謝を高め、涙の分泌を増やす良い方法です。入浴時に湯でしぼったタオルを目に載せたり、市販の温めグッズを使うのもおすすめ。何もないときは、手の平をこすって温め、カップ状にして目を覆うだけでも一定の効果があります。

目の疲れや乾きには、目薬で対策しても。できれば防腐剤を含まないタイプがおすすめです。もしそれでも症状が改善しないときは、眼科医で専用の点眼薬を処方してもらってください。

意外と知られていないことですが、メガネやコンタクトの耐用年数は約2年。できれば年に1度は眼科医でチェックを受け、度数が合わない場合は作り替えましょう。また誂えるときには、「仕事でパソコンを使う」「手芸が趣味」など、使用するシーンを細かく伝えることが大切です。

暮らしになくてはならない存在のスマホ。上手に使って、目や心身の健康を守ってください。

VDT症候群を予防するには

(1) 機器の文字サイズを大きめに設定し、目からの距離をできるだけ離す
(2) 画面を見ている間は意識的にまばたきを
(3) 定期的に目を休める。2メートル以上先を見るイメージで
(4) 室内ではエアコンの風が目に直接当たらないようにする
(5) 40℃に温めたタオルでまぶたを温める。手の平をカップ状にして目を覆うだけでも効果あり

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