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植物の香りが持つ力は、実に多種多様。なかでも近年注目されているのが、脳の機能を高めたり、認知症を予防・改善したりする働きです。高齢者施設なども取り入れ始めている、香りを使ったケアを紹介します。(構成:篠藤ゆり)

前編よりつづく

簡単にできる《香り》習慣

香りを生活に取り入れるには、いくつかの方法があります。おすすめの4つを紹介していきましょう。

【1】ディフューザー(芳香拡散器)

アロマオイルや精油の香りを拡散させるための専用器具で、超音波式、加熱式、気化式などさまざまなタイプがあります。生活スタイルに合った、使いやすいものを選びましょう。

 

【2】アロママスク

私自身も行っている方法ですが、精油をキャリアオイル(精油を扱っている店で購入できる、精油を希釈するための植物油)で4~5倍に希釈し、マスクの内側に数滴垂らして使用します。

 

【3】アロマバス

38度程度のぬるめのお湯をはった湯船に、精油を数滴垂らして入浴する方法です。ただし、精油は水に溶けにくく、肌に触れると皮膚トラブルの原因となるものもあるので、成分表や使用方法をきちんと確認してください。天然の芳香成分を含む入浴剤などを使うと、より簡単にアロマバスを楽しめます。

 

【4】ハーブティー

精油よりは効果が落ちるものの、ハーブティーもお手軽な方法のひとつです。熱いお湯で十分に香りを揮発させることで、より効果を得られます。