Q)聴力低下が老化なら、何もせず放置してもかまわない?
聞こえにくい状態を「老化だから」と放っておくのは間違いです。
聞き違いや聞き返しが増えると、人との交流そのものが億劫になって、つきあいを遠ざけたり、会話の輪から距離を置くようになりがち。すると、ますます脳に情報が届かなくなり、その状況が長期間に及ぶほど、認知機能の低下が進んで、認知症を招きかねません。難聴の最大の怖さは、そこにあるのです。
一度ダメージを受けた有毛細胞は再生しませんが、補聴器を適切に使用して脳に音の情報を送ることさえできれば、私たちの脳は再び音を認識できるようになります。難聴は「老化」でなく「病気」と捉えて、早めの対処を心がけましょう。
